エリオット波動論 その1(エリオット波動論の基本概念について)

エリオット波動論の概要

エリオット波動論とは、米国の経済哲学者であるラルフ・ネルソン・エリオット氏が確立した分析理論です。

相場にはパターンがあって、上下動する波(サイクル)を繰り返しながら動いていくというエリオット氏の理論によって確立されました。
欧米を始め世界中で数多くのトレーダーが相場の方向性を予測するために利用する分析方法の一つです。

このブログでは、このエリオット波動論を使って、FXで利益を上げる為の分析方法、テクニックなどを説明していきます。

実際のチャートでエリオット波動の形を見る

エリオット波動論とはエリオット波動というチャートパターンの集合体を使って、チャート分析をする理論です。

実際にどんなチャートパターンかというと、こんな形です。

上図はポンドドル15分足チャートです。

これだけ見ても、どこがチャートパターンなのかわからないので、ラインを入れます。

上図の場合だと、上昇する5波構成の推進波とその後の下降する3波構成の修正波、この8波動を1サイクルとするチャートパターンの集合体がエリオット波動です。

単純な図にすると基本形は下図のようになります。

推進波というのは価格をトレンド方向に進行させる動きで、修正波というのはその進行を一時的に中断、あるいは逆行させる動きです。

株価でも為替でも価格が上昇あるいは下落する場合、急激に一本調子で動く事はなく、上図のように上下動を繰り返しながら、波のように動く事が多く、その動きにはパターンがあるというのがエリオット波動の基本概念です。

波の進行方向は上昇する時もあれば下降する時もあります。
このブログでは、特に断らない限り、波が上昇方向に進行するケースについて説明していきます。

下落方向に進行するケースはその逆と考えてください。

実際にエリオット波動を使って利益を上げるには

それでは、どうやって実際にこのエリオット波動を使って利益を上げるかを説明します。

トレードはその時のトレンド方向、つまり価格が上昇しているならば買いで、下落しているならば売りで行う方法が最も容易で利益を出しやすいです。

そして、エリオット波動はそのトレンド方向を認識するための強力なツールになります。

エリオット波動を構成する5つの推進波と3つの修正波にはそれぞれチャートパターンというものがあり、そのチャートパターンが合わさって価格を上昇(下落)させる動きを行っています。

このパターンを覚える事によって、今、相場価格が上昇しているのか、下落しているのかを認識し、トレードする方向とタイミングを決定するというのが、エリオット波動を使用して利益を上げる方法になります。

たとえば、下図で説明しますと、

AとBの丸印の部分では上昇する波の力が強いので、トレードは買いで行う事が基本であり、Cの丸印の部分では下落する波の力が強いので、トレードは売りで行う事が基本だという事です。

そして、それぞれの波のチャートパターンを認識する事によって、この上昇や下落の始まりと終わりをだいたい、場合によっては、ほぼピンポイントで予測する事が可能になります。

そうする事で、トレードするタイミングがより精度の良いものになり、買いならばいわゆる高値掴みや、売りならば底値売りをする事がなくなるのです。

つまりいうならば、エリオット波動を使って相場で利益をあげるには、上図にある5つの推進波と3つの修正波、この8つの波にあるそれぞれのチャートパターンを認識する事こそが必須条件になるのです。

ここはトレードで利益を上げる為に最も重要な部分なので、もう一度大きい字で書きます。

エリオット波動を使ってチャート分析を行いトレードで利益を上げるためにはそれぞれの波のチャートパターン認識が最重要です。

ただ、エリオット波動はとっつきにくい、人によってはオカルト扱いする人もいて、全く使えないという説もあるくらいですが、その原因はこのチャートパターン認識の難しさにあります。

なので、そのパターン認識をできるだけ正確にする為に、次記事ではエリオット波動の基礎であるフラクタル構造について説明します。

今回は以上です。おわり。

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