来週に向けてのチャート分析、今日はユーロドルです。
ユーロドル月足チャート
最初に月足チャートです。

月足はレンジです。
レンジ内の上4分の1ラインに当たって上昇が止まり9月は陰線になりました。
ユーロドル週足チャート
月足チャートの動きを週足チャートで見ます。

2か月程、月足のラインに当たってもみ合っていましたが、9月の最終週に大きい陰線を作りました。
Aのポイントで赤の移動平均線(5EMA)をサポートとして上昇しているので、Bのポイントでも同じく5EMAをサポートして月足ラインをブレイクしにかかりましたが、上げきれずに下落となりました。
なので、今度はこの5EMAが通常ならばレジスタンスラインになります。
ただし、先週のチャート分析でも書いた通り、20EMAが下にありますので、これがサポートとなる可能性があります。
ユーロドル日足チャート
次に日足チャートです。

日足でもレンジになっていましたが、レンジ下ラインをブレイクして、元のレンジ幅の2分の1ラインで下げ止まり、ネックラインまで戻りました。
その後、4日間もみ合いになっています。
このもみ合いがレンジブレイクからのリターンムーブになり下落するのか、このブレイクがだましになり上昇するのかの攻防になっていると思います。
ユーロドル4時間足チャート
次は4時間足チャートです。

4時間足は8月の頭くらいからレンジです。ラインはずっと変わっていません。
一度4時間足レンジの上ラインをブレイクしましたが、元レンジの幅2分の1ラインで上げ止まり反転下落し、4時間足レンジの下ラインをブレイクし、これまた元レンジの幅2分の1ラインで下げ止まり、ブレイクしたレンジ下ラインの中に戻ってきました。
現在はというと、Aの部分です。
1度ブレイクした4時間足レンジ下ラインがサポート、レンジ内の下4分の1ラインがレジスタンスとなったもみ合いになっています。
ユーロドル1時間足チャート
最後に1時間足チャートです。

4時間足チャートのAの部分を1時間足チャートで見ます。
上記の通り、4時間足チャートの2本のラインの間でレンジになっています。
ただし、週末の動きは20EMAがレジスタンスとなりジワリと下方向に動きました。
来週に向けての結論
今週は、長いレンジから下に抜けたので一気に下落するかと思いきや、ブレイクしたラインまで戻ってもみ合いになるという何とも嫌なパターンになりました。
教科書通りならばレンジを下にブレイク→リターンムーブ→本格的な下落となるので、エントリーするならば下落に賭けます。
目標は週足チャートの20EMA付近、1.1550くらいですかね。
ただし、今現在レンジになっている4時間足チャートのレジスタンスラインを上にブレイクした場合は、上昇に切り替えます。
その場合は、少なくとも4時間足レンジ中央線、1.1800付近までは到達すると思います。
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