エントリーポイントについて(FX初心者の方へ その25)

優位性のあるトレード手法を開発するうえで、まず最初に見つけなければいけないのは、エントリー(注文)ポイントです。
「いつ、どうなったらエントリーボタンを押すか」という事ですね。

トレード(取引)のスタートは画面上の注文ボタンを押すという行為がスタート地点ですので、これがすべての始まりです。

ですので、最初に「チャートがどう動いたらエントリーするのか」というルールを設定しましょう。

この記事では、そのルールを作り上げる考え方を説明します。

エントリールールを作る手順

エントリールールを作るには、まず自分がどういうトレードをするのか、という事を決定しなければなりません。

1、自分のトレード方針を決める

トレード方法は二つのみです。

1つは、ブレイクアウトでエントリーする方法、もう1つは、反転を狙ってエントリーする方法です。

それぞれのトレード方法について説明します。

ブレイクアウトでエントリーする方法

ユーロドル1時間足チャートです。

Cのローソク足が確定、もしくは確定中にエントリーするのがブレイクアウトによるエントリーです。

上図のレンジ下ラインはサポートラインです。
ロング勢がそのラインで価格を上昇させようとします。しかし、ショート勢が売りを浴びせて、サポートラインを下にブレイクさせています。

そのラインブレイクした瞬間を狙ってエントリーするのがブレイクアウトによるエントリーです。

反転を狙ってのエントリー方法

上図のA、Bのポイントで価格の上昇が止まって下落に反転しています。

上図の場合は、レンジ上ラインなので、レジスタンスライン、つまり抵抗線になっているラインにレートが到達したので、ショート勢が売り注文を出し、価格を下落させたという事です。

このラインに当たってレートが下落に転じる瞬間を狙ってエントリーするのが反転を狙ってのエントリーです。

自分がどちらのエントリー方法でトレードするのかを決める

先述したこの2つのエントリー方法の内、自分がどちらの方法でトレードするのかを決めましょう。

ここで大事なのは、どちらを選ぶかは自分の好みでいいのですが、一度どちらかを選んだら、選ばなかった方法は
捨てましょう。

これが一番大事です。
選ばなかったエントリー方法は、きれいさっぱり忘れましょう。

何故そんな事をいうのかというと、トレードにおいて成功するかどうか、利益を上げるかどうかは、
いつも同じ事をやる
という事が一番大事なのです。

ブレイクアウトを狙うのと、反転を狙うのは、真逆の行為です。
ですので、この時はブレイクしそうだからブレイクを、この時は反転しそうだから反転を、という事をしてはなりません。

勝つ時は同じ方法で勝ち、負ける時も同じ方法で負ける。
私はこれがトレードの成功への秘訣だと思います。

トレーディング以外の一般社会でこれをやっていたら話になりません。
例えば、1回失敗をした場合は、その原因を突き止め改善し、2度と同じ失敗をしない、という事が普通の行動であり求められるものだと思います。

トレーディングの世界ではこれと真逆の事をしなければなりません。
常に一貫して同じ事をする事こそ勝利への道なのです。

10回トレードして10回勝てる手法など絶対に存在しません。勝率など5割、あるいは4割でもいいのです。
利益を出せる時にしっかりと利益を出し、損失を出す時は最小限にとどめる事ができればトータルで必ずプラスになるのです。

ですので、まず最初に自分のトレード方法はブレイクアウトを狙うのか、反転を狙うのか、を決めましょう。

2、一波目でエントリーするのか二波目でエントリーするのかを決める

次に決めるのは、どのタイミングでエントリーするか、という事です。

上記のユーロドル1時間足チャートを少し別の視点から見ます。

上図のチャートでAのレートラインは、直近の高値がすぐ左の長い上ヒゲのついたローソク足の実体先端です。
これだけ長い上ヒゲをつけているのですから、下落圧力が強い事はわかります。
ただし、Aの時点ではまだ下値が切り上がっているので、上昇圧力はまだ衰えていません。

つまり、このレートラインでは下落圧力は強まったものの、このラインが抵抗線になる兆候が見えただけ、という事です。
これが上図のチャートでいえば、下落の第一波になります。

その後、B、Cのポイントでは上昇トレンドラインを下抜けした後ですので、上昇圧力は弱まわった事が確認できています。
これが第二波です。

ブレイクアウトによるエントリー方法も同じです。

Dのポイントでサポートラインを一本陰線実体がブレイクしたところが、ブレイクアウトの兆候、第一波です。
その後、Eのポイントではこのブレイクアウトがだましではなく本物だという事が確認できています。
これが第二波です。

つまり、反転にしろブレイクアウトにしろ、その兆候があった時点でエントリーするのか、それが本物だとはっきりした時点でエントリーするのかを決めるのです。

どちらのエントリー方法がいいのかは一概には言えません。

この第一波でのエントリーを採用するのか第二波にするのかをチャート検証によって、どちらのタイミングでエントリーするのかを決めましょう。

そして、一度どちらにするかを決めたなら、先程のブレイクアウトでのエントリーか反転でのエントリーかを選んだ時と同じく、片方は
捨てましょう。

そんなエントリー方法は地球上に存在しないかのように忘れましょう。

3、検証する

上記の二点、自分のトレード方針とエントリータイミングが決まったら、あとは検証あるのみです。

トレンドラインを使いたいのならトレンドラインを、移動平均線が好みなら移動平均線を使って検証しましょう。

ただし、この時も考え方は上記の二つと同じです。

一度、このインジケーターを採用すると決めたなら、地球上にそのインジケーターしかないと思って検証しましょう。

もちろん、何個かのインジケーターを組み合わせて使うのであれば、その組み合わせを使い続けましょう。

トレンドラインを採用すると決めたなら、とことんトレンドラインで検証しましょう。

何度もいいますが、トレーディングの成功の秘訣は、同じ事をやって勝ち、同じ事をやって負けるだと思います。

そして、たとえ1つだけでもいいので、自分のエントリールールを作り出しましょう。

あとは、鉄の意志によって、その自分の作り出したルールによってエントリーするだけです。

自分の作り出した、たった一つのエントリルールを必ず順守し、勝とうが負けようが一回のトレード結果に一喜一憂せずに、自分を信じ、躊躇せずに注文ボタンを押しましょう。

そうすれば、必ず結果はついてきます。

必ず、

儲かります

コメント

タイトルとURLをコピーしました