トレンドラインの引き方 (FX初心者の方へ その19)

チャート分析をする上で、最も古典的でシンプルなツールがトレンドラインです。
私は主にというか、ほとんどこれを使ってチャート分析をしています。

トレンドラインといっても平行ラインや斜めラインなど何種類かラインがありますが、その中でも私が最もチャート分析に使うのは平行チャネルラインです。

ユーロドル日足チャートです。

平行チャネルラインの描画ツールは大体のチャートソフトに標準で付属しています。
引き方はローソク足実体の先端2点をまず1つのラインで結び、そのラインに対しての平行なラインを対角のローソク足実体の先端2点を結ぶというのが一般的な方法です。

実際にラインを引く方法を説明します。

AポイントからBポイント、BポイントからCポイントへと下値が切り上がっています。

このチャートを少し進めてみます。

CポイントからDポイントへ下値が切り下がりました。
下値の切り下がりが発生したので、下落トレンドラインを引く準備をします。

ラインというものは当然2点以上の点があって初めて描けるものです。
今の時点ではCポイントからDポイントへの下値切り下がりが発生しただけなので、2点以上の点が確定している平行チャネルの下値ラインのみ引ける状態になっています。
なので、平行チャネルの上値ラインはまだ引けないという事になります。

通常では。

通常では上値ラインは引けません。1点しかないのですから。
当然ですよね。ラインは2点以上の点を結んでできるものなのですから。

しかし、実際にはチャートを見ている多くの方が「下値が切り下がったという事は上値も切り下がるのではないか」という推測を元にラインを引いているのです。

チャートに実際にラインを引いてみましょう。

まず、2点以上の点が確定している平行チャネル下ラインをひきます。CポイントとDポイントのローソク足実体の先端を結びます。

次に、CポイントとDポイントの対角に位置するポイントEポイントのローソク足実体先端から平行チャネル上ラインを引きます。
引きます、といってもチャートソフトの平行チャネル描画ツールでは片方のラインを引くと自動でそのラインに対しての平行ラインを引くという機能が備わっていますので、Eポイントにラインの先端を合わせるだけで平行ラインを引く事ができます。

下落平行チャネル上下ラインを引きましたので、サポートラインとレジスタンスラインが確定しました。

チャートを進めてみますと、

FポイントとHポイントでレジスタンスラインに当たっているので下落、Gポイントでサポートラインに当たっているので上昇しています。

もちろん、この平行チャネルがいつも機能するわけではありません。
このラインにタッチした時に反転を狙う人もいれば、それをブレイクさせようとする側の人もいるからです。

それにチャート分析はトレンドラインだけではありません。移動平均線や他のツールもあります。
その他のツールを使ってトレードする人も大勢いますので、そういったいろいろな人達の思惑を元にチャートは動いています。

なので、この平行チャネルはそのいろいろなツールの中のほんの1つだと捉えてください。
それにトレンドラインというものは手書きですので、書き手の書き方1つによってそのラインは変わります。

今回紹介したのは、あくまで私はこうやって書いています、というものなので取捨選択は自己責任でお願いします。

やはり、自分でいろんなラインを引いてみて、実際に自分が一番納得する描き方を見つけ出す事が最良だと思います。

いろんなラインを引いている内に、優位性のあるトレード方法が発見できるかもしれません。

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