FX取引の資金管理 vol.3(FX初心者の方へ その4)

前回に引き続き、資金管理の話です。

前回「FX取引の資金管理vol.2」で、トレード(取引)1回当たりの最大許容損失額から、FX取引の資金を決めるべき、という話をしました。

その中で、pipsという言葉と、1枚という言葉が出てきました。
この2つを理解しない事には、許容損失額が決定できないので、この2つの言葉の意味を説明します。

まず、pips(ピップス、またはピプス)です。
pipsとは、異なる通貨単位、たとえば、ドルとか、円、ユーロなど、いろいろな国の通貨を共通の単位で表すためのものです。

例を挙げますと、
米ドル円ならば、0.01円、つまり1銭が1pipsとなります。ユーロ円も同様です。
ユーロ米ドルならば、0.0001米ドルが1pipsとなります。

なので、米ドル円の為替レートが、108円55銭から108円58銭に上昇した場合、3銭、つまり、3pips上昇したということになります。
ユーロ米ドルの為替レートが、1.1248米ドルから1.1250米ドルに上昇した場合、0.0002米ドル、つまり2pips上昇したということになります。

次に、1枚というのは、何の枚数かという事について説明します。
1枚というのは、FX特有の用語なのですが、取引する通貨量の事を表す言葉で、1枚=1万通貨ということになります。

たとえば、米ドルを1枚取引するという事は、1万米ドルを取引するという事になります。米ドル円の為替レートを100円とするならば、100万円分の取引になるのです。
つまり、米ドル円の為替レートが100円の時に、米ドル円を1枚ロング(買い注文)を出すという事は、100万円分の取引を行うという意味です。

上記のpips、1枚の説明を元に、例を挙げますと、FX取引を行い、米ドル円の為替レートが108円55銭の時に、1枚ロング(買い注文)を出し、108円65銭にレートが上昇した時に、クローズ(決済)すれば、利益pipsは10pipsです。
金額的には、108万5500円分の米ドル円を購入し、108万6500円に上昇した時点で、決済したので、利益は1000円という事になります。(説明がややこしくなるので、スプレッドは省いています)

ユーロ米ドルの取引は、これに米ドルの為替レートが関わってきます。
仮に、10pipsの利益ならば、その時点米ドル為替レートが108円55銭とすると、利益は1085円(小数点以下切り捨て)になります。

以上の事から、実際の私の場合に当てはめて言いますと、私は、1回当たりの最大許容損失額を6000円に設定し、トレード枚数を3枚、損失ポイントを20pipsに決定しました。

これで、FX取引を始めるにあたっての、資金額、1回当たりの取引枚数、許容損失pipsが決まりました。
この3つの決定事項をもとに、ここから先のすべての事、具体的には1か月どれくらいの利益を上げたいだとか、損切ポイントとか、いろんな事を決めるのが、私はいいと思います。
これは、あくまで私の場合の話ですので、いろんな考え方があるとは思いますが、私はそうしました。

資金管理の話は以上です。
次回は、「FX最大の特徴であるレバレッジについて(FX初心者の方へ その5)」です。

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